こんにちは。しがない画家のBOKuという者です。
皆さんは最近、お父さんやお母さんとお話しできていますか?
辞書には名詞と書いてありますが、愛という言葉は動詞です。
行動しなければ伝わらない。それが愛です。
つまり親孝行も動詞なわけで
2022年1月9日(日)
年末の忙しさが明けホッとしたのもつかの間。
年明け早々、僕のスローライフに怒涛の仕事が舞い込んできました。
画家といえど絵を描くだけが仕事ではありません。絵の展示に必要な書類などPCに向かう仕事も山ほどあります。
もうこの書類たちをすべて蝶々にしてしまいたい。
さて、独身一人暮らしの自分。こう忙しいと疲弊して仕事以外の連絡に気がいかないこともしばしば・・・
そんなとき、珍しく母からLINEが
死にそうって言ってるのにちょっと冷たい気もしますが、僕の母は結構サバサバしてるので「まだ生きてるならいいか」と安心したのかな。
自分のアイコン設定どうでもいいくらいのサバサバ具合。
もう死んでいると送っていたら何と返ってきたのか。
まるで僕の死を待ち望む演出。
いま気づきましたが拳を握るときこんな形になることないですよね。やってみたけど違和感ある。
■親指を他の指に乗せる
拳を握った時に親指が他の指の上にくる人は、我が道を行くタイプである。現実的で真面目ながら、自分の価値を知っており、目的のためなら困難な道をあえて選ぶことも厭わない。
刃牙にまぎれこんだメンタリストDaigo感。
Daigoといえば、彼のYouTubeを見てるとき友人に「俺はそれ2倍速で聞いてる、すごいだろ」とマウントをとられて一気に嫌いになったのを思い出します。
さて、母のキラキラ絵文字の使い所はわかりませんが心配してくれていることはわかりました。
もしかすると僕が元気な時も母は心配しているかも知れません。だとすれば申し訳ない。
連絡すればいいんですけどね、照れ臭いじゃないですか…。なので
最終段階はハート空っぽやお墓も考えましたが、伝わりやすさを重視しこの3種に。
説明として一言欄に「アイコンは現状の体力です」と付け加えています。
イメージはこんな感じ。
母は昔、僕が投げ出したエターナルリングを一人でクリアしたのでライフポイントの概念は伝わると信じます。
(水に入っただけで死ぬライフ管理がシビアなRPG)
それではこのコミュニケーション方法が母にきちんと伝わるか検証してみたいと思います。
数日後
母から反応ありました
成功です
減り具合に心配したということは、満タンで安心するということ。
これで僕が元気なときに母が心配するのを防げます。この「元気でね」に手を振って景色と縮小していく母の姿がみえる。
仕事が落ち着いたら母の手料理で一番好きな刺身を頼もう・・・
と、思いましたが。今の情勢自粛したいので実家には行けません。
しかし僕の舌はもう完全に刺身になってしまったので、かわりに自分で用意し・・・
ようと思いましたが、昼に雪が降り気力が削がれたのでわざわざ刺身を買いに行きたくありません。
見てください。これは僕がスーパーに行く時に必ず通る道です。(窓からの光景)
雪の降らない地域の方は身近でないかもしれませんが、あの降りたてサラサラの雪の下にはツルツルの氷トラップが大量に仕掛けられています。最悪死にます。
これは車が連れてきた砂利を取り込んでパワーアップした雪塊です恐ろしい。
踏めば崩れるもろいものもありますが、人が通った痕跡の上に堂々と佇んでいるところを見るに強い雪塊とみていいでしょう。
あれを誤って踏めば最悪死にます。
脅威は自然だけではありません。
あの歩道は雪で本来のスケールを失っており通行は一人が限界。通れば高確率で対向者と足場のもたつくなか道の譲り合いになり、姿勢を崩して倒れます。
そして倒れた先に雪塊があれば最悪死にます。
最後にこの足跡エリアです。
この降りたての雪上を転ぶまいと神経を尖らせた勇者たちの軌跡。この凹凸が夜の寒さでそのまま固まり、明日の朝には鋭利な氷の地面にメタモルフォーゼ。
時間が経てば一番脅威なトラップとなるでしょう。膝でもつけばその後痛みで体幹など保てず、その先も続くホワイトジャングルを戻ることも進むことも難しくなる危険なエリア。
ここには既に雪塊があるので知れた結末です。
ありゃとろとろしてない方が来たけども
どうでもいいウマイ
最後に
僕のような、自分から連絡するのが照れ臭い人にはうってつけなこのシステム。
普及すれば全国の親御さんの心配が減ること間違いなしです。
(友人にトーク画面を載せていいか聞くと「俺のLINEはフリー素材だ。」とのこと、意味わかんないありがとう。)
ちなみに友人に心配してもらったとき異世界でLINEが普及しているみたいになります。
これを機にあなたもLINEアイコンをライフポイントにしてみてはいかがでしょうか。
親の心配を減らすのもまた親孝行。
それではこの辺で